皆さん、ボードゲームライフを楽しんでいますか?
今日ご紹介するのは、「発想力」と「共感」が試される、世界的な人気を誇るボードゲーム、その名もディクシットです。
美しく、そしてどこか不思議な絵柄のカードを見て、あなたは一体どんな物語を思い浮かべますか?
このゲームは、難しい戦略や複雑な計算は一切必要ありません。必要なのは、あなたの自由な発想と、一緒に遊ぶ人の感性を想像する力だけ。親プレイヤーの出す「絶妙なヒント」に込められたメッセージを読み解く楽しさ、そして自分の出したカードが選ばれた時の快感は、一度体験すると病みつきになります。
すぐに遊べるゲーム準備と手順、そして「親プレイヤー」として高得点を狙うためのコツまで、徹底的に解説します。さあ、あなたもディクシットの不思議な世界への扉を開いてみませんか?
ディクシットとは
ディクシットは、想像力と感性で勝負するコミュニケーション系ボードゲームです。
プレイヤーはそれぞれ、幻想的で美しいイラストが描かれたカードを使ってお題(ヒント)を出し合い、
他のプレイヤーがそのヒントから正しいカードを当てることを目指します。
対象年齢は8歳以上、プレイ人数は3〜6人、プレイ時間は約30分。
家族や友人、恋人同士など幅広い層に愛されるゲームで、
その美しいアートワークと自由な発想が評価され、ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した名作です。
詳細情報
| タイトル | ディクシット |
| プレイ時間 | 3~6人 |
| プレイ人数 | 30分以上 |
| 言語 | 日本語 |
| 対象年齢 | 10歳以上 |
| 個人おすすめ度 | |
| 難易度 | 初心者向け |
こんな人におすすめ!
- 想像力や感性を楽しみたい人
絵から物語を感じ取るセンスや、言葉の選び方を工夫したい人にぴったり - 戦略よりも雰囲気を大事にしたい人
数字や計算ではなく、ふわっとした感情や連想で勝負するゲームなので、ガチな駆け引きや頭脳戦が苦手な人でも安心 - 家族やカップル、友達同士で遊びたい人
プレイヤーの発想や感性が自然と会話のきっかけになるので、家族団らんや友達との集まり、カップルのコミュニケーションにも最適 - アートや幻想的な世界観が好きな人
芸術やデザインが好きな人にもおすすめ - パーティーやイベントで盛り上がりたい人
初対面の人同士でも自然に会話が生まれる、アイスブレイクにも最適なボードゲームです
ルール
ゲーム準備
- ウサギコマと投票トークンの準備
各プレイヤーは好きな色のウサギコマを1個選びます
そのウサギコマを得点表示板の「0」のスペースに配置します
プレイヤーは自分のウサギコマと同じ色の投票トークンを受け取ります。
例:5人プレイなら1~5のトークン、6人プレイなら1~6のトークン - カードの準備
84枚の絵柄のついたカードをよくシャッフルします
各プレイヤーへ6枚ずつ配ります
残りのカードは裏向きで山札として場に置きます - スタートプレイヤーを決めます
方法は自由でOKです(ジャンケン・年齢順・最近夢を見た人など、楽しく決めましょう)
ゲーム手順
- プレイヤーがお題を出す
親プレイヤーは自分の手札(6枚)から1枚カードを選び、その絵柄から連想されるヒント(お題)を言葉やジェスチャーなど自由な方法で全員に伝えます
選んだカードは裏向きで場に出します
ポイント: ヒントは、全員が正解できるほど簡単すぎず、誰も正解できないほど難しすぎない絶妙なラインを狙うのが重要です - 他のプレイヤーがカードを出す
親プレイヤー以外のプレイヤーは、親プレイヤーが出したヒントに最も合っていると思うカードを自分の手札から1枚選びます
選んだカードを裏向きのまま親プレイヤーに渡します - カードを混ぜて並べる
親プレイヤーは、自分が最初に出したカードと他のプレイヤーから集めたカードを裏向きのままよくシャッフルしま
シャッフル後、カードを表向きにして得点ボードのカードスロット(または場)に並べます
並べられたカードには、左から順番に「1」「2」「3」…と番号が振られます - 投票する
親プレイヤー以外の全員は、場に並べられたカードの中から「親プレイヤーが最初に出したカード」だと思うものに投票します
投票には自分の色の投票トークンを使います
プレイヤーは選んだカードの番号と同じ投票トークンを裏向きで手元に置きます
注意: 自分の出したカードに投票することはできません。 - 得点計算
親プレイヤーは、自分のカードがどれだったかを発表します
以下のルールに従って得点を計算し、ウサギコマを得点表示板上で進めます
| 状況 | プレイヤーの得点 | プレイヤーのカードを当てたほかのプレイヤーの得点 | そのほかのプレイヤーの得点 |
|---|---|---|---|
| 全員が正解した | 0点 | 2点 | 2点 |
| 誰も正解しなかった | 0点 | 2点 | 2点 |
| 一部(全員ではない)が正解した | 3点 | 3点 | 0点 |
| 共通の追加得点 | – | – | 自分の出したカードに投票された数だけ1点ずつ獲得 |
- ラウンドの終了
得点計算に使用したカードは捨て札にします
各プレイヤーは山札からカードを1枚ずつ引き、手札を常に6枚になるように補充します
いずれかのプレイヤーのウサギコマが30点に達したターンでゲームが終了します
勝利条件
最も得点の高いプレイヤーが勝者となります
まとめ
ディクシットは、美しいイラストカードを使って言葉や想像力で遊ぶボードゲームです。
プレイヤーは順番に語り部となり、自分のカードを1枚選んでヒントを出します。
他のプレイヤーは、そのヒントに合いそうなカードを1枚選び、全員のカードを混ぜて並べます。
その中から語り部のカードを当てるという、想像力と感性の駆け引きを楽しむゲームです。
このゲームの魅力は、正解を当てることだけが目的ではないという点です。
相手の感性を読み取り、自分の世界観を言葉で表現しながら、
みんなで笑ったり驚いたり、感性を共有することが楽しさにつながります。
また、イラストの美しさと幻想的な世界観も大きな魅力。
プレイするたびに違う物語が生まれ、まるで絵本の中を旅しているような気分を味わえます。
子どもから大人まで楽しめ、家族、友人、恋人同士でも盛り上がれるのもポイントです。
ディクシットの魅力ポイント
- 想像力を刺激するファンタジックなイラスト
カードを眺めるだけでも楽しく、アートブックのような魅力があります - 勝ち負けより感性の共有が楽しい
プレイヤー同士の感性が交わる瞬間に笑いが生まれます - 年齢・経験関係なく誰でも楽しめる
家族の団らん、学校、職場のアイスブレイクにもぴったりです - 会話が自然と広がるコミュニケーションゲーム
初対面でも打ち解けやすい空気が生まれます - プレイするたびに違う物語が生まれる
拡張セットを追加すれば、さらに新しい世界が広がります
ルールを守って、みんなで楽しく遊びましょう!

